15 10月

迷子

になったら大変だな、というお話です。

この前大型ショッピングセンターに行ったときのことです。
そこのお店は駐車場とお店が少し離れたところにあるのですが、
駐車場でお父さんらしき男性が子供の前を呼んでいました。
それだけなら探しているとはわかりません。

「どこいったんだー」

その言葉で子供がいなくなったんだということがわかりました。

車は通るし、物騒な世の中だし、私たちも心配になってきました。

私たちはベビーカーでお店のほうへ。
それらしき子供がいたら声をかけてあげようと注意していました。

結構な人混み。こんなところで探せるかなー。

すると入り口付近に幼稚園くらいの男の子が
人ごみをかき分けてお店の中に入ったり外に出たりしながら何かを探している様子。

ビンゴ!
私はすぐさまその子のところに駆け寄り、
「どうした?パパは?」

「パパがいないよー」と今にも泣きそう。

「パパね、探してたよ。お名前いえる?」
「・・・」

とそこへ2歳くらい年上の女の子が。
お姉ちゃんらしい。

その子に名前を聞くと、今度は明らかに知らない人には名前を言えないといった不審な人を見る目で沈黙。

あーまた 😳
この前も近所の小学生に無視されたばかりの私。

たしかにそういうご時勢ですから、ある意味それは正しいのかもしれません。でも :baby deject:

と、そんなやり取りをしているとさっきの男性が。

「どこ行ってたんだー」
「パパー!!」

お父さんはすまなそうに頭を下げていかれました。

特に私は何もしてないんですけど、
昔からそういう、人を探したりとか、一度見た人の顔を覚えたりというのが得意です。
きっと犯人探しに一役買うことでしょうが、まだそれはありません。

以前アメリカにいた知人に聞いた話だと、
アメリカはもちろんもっと物騒。
迷子対策はお店も体制が整っているそうです。
大型ショッピングセンターでその方のお子さんがいなくなった時は、
慣れた店員さんが、トランシーバーで全スタッフに連絡。
すぐさま全ての出入り口が閉まったそうです。

なるほど。子供も悪い人も閉じ込め作戦ですね。

たしかに子供がいなくなったらかなり足が震えますよね。
そういう私も小さいとき、迷子になって親の足を震わせたとか。
この子達が歩くようになったら、しっかりと手を握って
離さないようにしないと。

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