かなり影響されやすい性格というか、体質というか。

検診で妊娠を告げられた翌日から胃がムカムカしてきたんです。
これがつわり？

「つわり」と一口に言ってもこれがやっかいなことに、人それぞれに症状が違い、軽い人もいればひどい人もいて、極端な人になると「妊娠悪阻（おそ）」と言って入院して点滴で暮らさなければいけなくなるそうです。
義姉が既に二人出産しているのですが、二人ともつわりで入院したと聞いていたので、私は絶対に入院なんてしたくない！と願っていました。
だんだん食べ物を受け付けなくなってきました。
「初たま」につわり中、プチトマトなら食べられてそれで乗り切った！との記事があったので私もプチトマトを口にしてみました。

吐きました。

だから人それぞれ症状が違うんだー(T_T)
何でこんな物食べちゃったんだろー(T_T)

私の場合、トマトやきゅうりの水分の多い野菜はダメだったようです。
それでもおなかの赤ちゃんに栄養をと思い、何とか食べられそうだったのがお餅。こんな真夏の時期にお餅って･･･。
売ってないと思ったけど、結構年中置いてあるみたいで。
それでも食べたり吐いたりでみるみる減っていく体重。

この先いつまで続くの?？？？？？

自分で検査薬を試した後は病院ですよね。
初めての検診ドキドキ･･･。こんなに緊張している自分が新鮮だわー。

かなり人気の高い個人病院へ行くことにしたのですが、初めは予約が取れないので待つのは覚悟。2時間から3時間は当たり前だそうです。
受付でお小水を採るように指示され、その後はただひたすら待つ。

やっとのことで呼ばれ診察室に入り、先生からの第一声。

「妊娠してますね」

え？オシッコ採っただけで決めつけちゃう？とちょっと不思議に思いましたがそういうものらしいです。おかげでなんか拍子抜けな感じで一瞬「ふ?ん」で終わってしまうところでした。

「ちゃんと子宮の中に妊娠できているかどうか確認しますから、内診しますね」とのこと。

そうそう、これが先だと思っていたので拍子抜けちゃったんですね。
内診の結果、正常な妊娠をしていると思われるとのことでひと安心。
冷静に振る舞ってきた私もさすがに感慨無量で、「ほぇーっ･･･」という言葉にならない声を発していました。
経過を見るため2週間後にまた来てくださいと言われ本日の検診は終了。
診察室を出る前にこのニヤニヤした顔を戻してからと思うものの、戻らない(^_^;)

この時の感情は･･･これからどんな生活になるんだろう、夫婦だけではない、家族が増える生活ってどんなだろう･･･。私はどういうママになって夫はどういうパパになるんだろう。目の前にある自分の人生という道が、ずーっと遠くまで続いていることを実感しました。

夕方、会社から帰る前の夫から電話があり、どうだった？？？の質問攻撃。
会って顔を見て伝えたかったので帰ってから言うよ、とは言うものの、こんなおめでたい話、お赤飯くらい食べたいなと思い、「でもデパ地下でお赤飯買ってきて? 🙁 」と言うとわかっちゃいますよね。
「わかった、そういうことね、すぐ帰るね！」ととても嬉しそう･･･。

まだこの時は何でも食べられる平和な時だったのですねー。
この後押し寄せる、つわりの大波の気配すら感じることなく･･･。

妊娠を夫婦で考え出してから数ヶ月。
今月の来るものが来ないこと1週間。
これは･･･もしや･･･。

高温期も続いていたし、ほぼ確信のあった私は、妊娠したらすぐに読む本として知られる「初たま（初めてのたまごくらぶ）」と妊娠検査薬を同時に買いました。
買いに出る二度手間を省くためです(^^)
帰宅後真っ先にトイレに。
結構簡単に結果が出るものなんですね。説明書きには1分待つ、と書いてありましたが、それ程待つこともなく陽性のラインがくっきり！ただのラインなのに、私にはまるで「おめでとうございます！！！」とでも書いてあるかのように見えました。

夫が休みの日だったので、この喜びの瞬間は一緒に味わいました。皆さんも検査薬をするならご主人様とご一緒にどうぞ。

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