01 8月

我慢しないで(1)(11週3日)

日に日に減っていく体重。
小学生の頃以来見ていない数字が・・・これってヤバイんじゃないの?
でもどこまで行ったらほんとにヤバイのかわからなくて。

実家が遠い県外なので、すぐに助けを求めようにもなかなかできず、電話で状況を報告するくらいしかできませんでした。
実家の母は何度も「行ってあげる」と言ってくれたのですが、私の中で勝手に「つわりで弱音を吐くな」という古風な考えがつきまとい、断っていました。
でも、最近はつわりは環境や精神的な要因もあるので、家族の協力が大切であるとも言われているそうです。
我慢しちゃいけませんね。

カレンダーを見ながら、明日になれば少しは良くなっているかも・・・という思いで、長く感じる1日を涙ながらに必死で耐えるしかありませんでした。
家のこと(掃除など)は全くできなくなり、横になりながら部屋に溜まっていくホコリを見てもどうすることもできないんです。

吐き気も四六時中あるので、何も出ないのに吐いて、喉には何かいつもひっかかったような感覚があるし、食道も傷ついてそのうち私は別の病気になるんじゃないかと思うほどでした。

夫も大変協力的なのですが、会社から帰って疲れているのに家事をやってもらうというのが気が引けてなりませんでした。
レトルトやお弁当を温めて食べている姿を見ると、申し訳なくて心が痛みました。自分が普通の状況じゃないのに、人のことまで気にしている余裕はないのですが、目に入れば気になりますよね。

そしてつわりのピークと言われる9?10週を過ぎ、これでようやく解放されるんだろうかと思いかけた11週に入った頃、私の限界がきました。

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