26 12月

検診の結果

楽しいクリスマスが一転して、奈落の底に付き落とされた感じです。
昨日の検診で思わぬ結果がでてしまったのです。最近ずっと落ち着いていたので、こんな結果が出るとはかなりのショックでした。要はケイ管が更に短くなり、症状が進んだという事らしいです。
しかも「ようやく切迫早産らしくなってきたね」との医師のドギツイ一言に打ちのめされました。その割に「あまり深く考えずリラックスして過ごして」ってもう遅いわっ!
赤ちゃん達は相変わらず順調で、体重も小さめですが増えていてくれたので救われた感じです。
こんなんで1月末までもつのでしょうか?また不安が募ってきました・・・(:_;)
そんな思いで午後を過ごしていたら張りが頻回になってきて、夜の消灯後まで張りが10分間隔で続き・・・。NSTをつけてみたらやっぱり張りはおさまらず、初の筋肉注射を打たれました(:_;)
痛かったけど今産まれてもらっては困るので、このくらいの痛みならいくらでもって感じです。

25 12月

いつもと違うクリスマス

病院もクリスマスを意外と考えてくれてます。
昨日は写真のようなクリスマスディナーが出ました。
ローストチキン、シチュー、サフランライス、デザートにはクリスマスケーキまで!
ちょっとしたクリスマスカードもありました。先生とか看護師さんからのメッセージ付き?と一瞬期待しましたが、さすがにそれはありませんでした。そんな暇ないですね、そうですよね(-.-;)
昼間は差し入れのケーキをいただき、ディープインパクトの引退レースに盛り上がり、同室の皆さんと過ごすクリスマスもステキなものですよ!

24 12月

Merry Christmas!!

同室の双子ママさんのご家族から、素晴らしい差し入れをいただいちゃいましたo(^-^)o
街のクリスマスイルミネーションを見ることもなく、病院で過ごすクリスマスなんて人生初のことと少々下向き加減でいた私は、にわかに幸せなクリスマスを味わうことができました!
しかも物凄く美味しいケーキ屋さんだと思われます。パティシエの愛情すら感じました。涙モノです(T_T)
その双子ママさんは、あさって出産の予定です。いよいよですね!
同室から送り出す双子ママさんは三人目ですが、いつも自分のことのように緊張し、楽しみでもあります。
頑張って来てね!

22 12月

井上選手会長、立浪選手、井端選手、荒木選手がやってきた!

思わぬクリスマスプレゼントをいただきました。
大きな病院は違いますね。ドラゴンズの選手がクリスマスイベントのトークショーに来てくれたのです。
毎年この時期に何名か来てくれるそうですが、ちょうど私の入院時期に重なるとは何たる幸せ・・・そう、私はドラゴンズファン!!
二、三日前にイベントのことを知り、看護師さんにアピールしてました。
ありがたい事に同室の双子ママもドラゴンズファンで二人して盛り上がり、その日は朝からソワソワしっぱなしでした。
でもそのイベントが行われるのは別の病棟で、安静にしてなきゃいけない私達はまさか自分で歩いて行けるわけでもなく・・・。でも優しい看護師長さんの一声で、車椅子で連れて行ってもらえることになったんです。さすが白衣の天使!
会場はドラゴンズのスター選手を待ち侘びた子供達で溢れかえり物凄い人でしたが、私達も車椅子で何とか入れてもらってイベントを楽しみました。
久しぶりに外の空気を味わい、ドラゴンズ選手に興奮し、いい気分転換になりました。
部屋に戻り、余韻にひたりながら夕食を食べていたら廊下で何やら男性の声が・・・。
「あ?!選手だっ!」その声を聞き逃しませんでした。
最近自分でも見たことのない素早さでお箸を置き、なぜか用意してあった色紙とデジカメを持って廊下に飛び出しました。もちろん点滴も一緒に・・・。
そこには井上選手会長がっ!
とっても気さくな井上選手はサインもしてくれましたし写真も撮ってくれましたよ。
印象はとにかく大きくてゴツい!ユニフォームの下に何か鎧でも着てます?ってくらい普通の人とは違う体格でした。
井上選手は子供が好きで、新生児室とNICUを見に来ていたのですが、ついでとは言え、クリスマスもお正月も病院で過ごす憐れな妊婦に活力を与えてくれたことは間違いありません。

21 12月

言ってはいけない

妊婦向け雑誌などではよく妊婦に言ってはいけない言葉を紹介したりしていますが、私は特に多胎妊娠をしている妊婦に言ってはいけない言葉をいくつか挙げてみたいと思います。

(1)「出産・育児が一度に終わるなんて楽でいいね?」
私も正直双子を妊娠するまではそう思っていました。でも実際は病院に行けば医師から告げられる「リスクが高い」との言葉の数々。一卵性なんて言おうものなら受け入れたくない病院も多いし、あからさまにやっかいもの扱いされることも。
また、双子同士で栄養を取り合ったりして二人の健康状態が最後までバランスよく保たれるかが心配です。
他にもまだまだ双子ならではの心配は数多くあります。こんな不安を抱えて過ごす妊娠期間が楽なもんですか、言ってはいけません。そして間違いなく二人分の育児も大変です。

(2)「(帝王切開する場合)陣痛の痛みを経験しなくていいんだから帝王切開なら痛くなくてよかったね」
自然分娩と帝王切開の両方を経験したことのある貴重な方にどっちが大変だったか聞いた所、「どっちも大変だった。痛みも同じ」と。
陣痛は確かに痛いし大変だったけど、お腹を切った後数日続く痛みを考えればどっちも同じそうです。言ってはいけません。

(3)「(双子の体重を聞いて、又は産まれた赤ちゃん達を見て)小さいね」
当たり前なんです。そもそも元から子宮に二人入る余裕はないんです。単胎妊娠の赤ちゃんより小さめに育っていくものなんです。
しかも多胎妊娠の場合、早産になる傾向が多いので、更に小さく産まれ、NICUに入る可能性が高いんです。お母さんたちはなるべくNICUに入らないようにしたいと思ってはいるものの自分ではどうにもできないものなんです。言ってはいけません。

まずはこんな所でしょうか。
特に男性など、よくわからない人が余計なことを言ってむやみに妊婦を傷つけないように気をつけて下さいね。

17 12月

一ヶ月のご褒美

入院して一ヶ月過ぎたら何かご褒美をお願いしようと考えていて、食べる事の大好きな私は柿安のお弁当にするか、なだ万のお弁当にするか・・・などと豪華な風景を想像していました。
しかぁしっ!私の長い入院生活、まだ折り返し地点にも辿り着いていないのに、そんなうかれた豪華なお弁当食べていいのか?なだ万のお弁当を拝むのは最後の最後じゃないかっ!と我に帰り、考え直すことにしました。
そこで思い付いたのがコンパルのカツサンド!
地元では昔からあるコーヒーショップのメニューで、豪華とは言えないけど、おいしくてボリュームもあり、私にとっては懐かしい味なんです。
久しぶりに食べましたが昔より進化したのかおいしく感じました。私には充分豪華な一ヶ月のご褒美となりましたo(^-^)o

14 12月

ダンセイストッキング?!

先日隣のベッドの方が、帝王切開で出産する為、手術前の説明を受けている声が聞こえてきました。
「手術の最中にダンセイストッキングをはいていただくのでふくらはぎの大きさを測らせてもらいますね」と看護師さんの声。
ダンセイストッキング?男性ストッキングって何???
私の頭の中で???が飛び交いましたが、まぁ手術は他の病気でもするし、男性もするからサイズを統一する為男性ストッキングって言うのか・・・と勝手に納得してみました。
数日後、入院中の妊婦さんを対象にした母親教室で私達も帝王切開の簡単な流れを説明されました。もらった資料を見て思わず赤面。

「弾性ストッキング」でした。

そんな言い方したことも聞いたこともないんだから仕方ないですよね?。
どうやらむくみを取る為の「スリムウォーク」みたいな強力なサポートタイプの靴下のことらしいです。
なるほど、納得致しました(^_^;)

13 12月

激しすぎる胎動!

随分前から二人分の胎動は激しいなと思っていましたが、昨日の夜はあまりにもすごく、大運動会のお祭り騒ぎでしたf^_^;
夜通し車輪をまわり続けるハムスターに安眠を妨害される、という話を聞いたことがありますがまさしくそんな感じでした。
あばら骨も圧迫されてきて、横になるとミシミシと痛むので既に安眠は望めなくなっていますが・・・。

赤ちゃんの蹴りかパンチかわかりませんが、すごい時はドッジボールをお腹で受けた時のことを思い出すくらいの衝撃を覚えます。すごいです、ほんとに(-.-;)

12 12月

検診の結果

毎週月曜日は診察の日です。
今日はどんなことを言われるのか、子宮けい管が更に短くなっているんじゃないか、など色んな可能性を考えてしまって実は月曜日が怖いんです(..)
今日は母が面会に来ている時に先生に呼ばれたのですが、先生が親切にも「お母さんもエコーを見ますか」と言って下さったので一緒に診察室に入りました。母の性格及び性質上、一抹の不安を抱かずにはいられませんでしたが・・・。
先生もいつも私に説明するよりもっと詳しく優しく話して下さったので、母もイチイチ感動して感激してエコーの骨っぽい赤ちゃん達を見て「お鼻が高いわ?」とか「Seiji君(←夫の名前)に似てるじゃない!」とか「二人で何お話してるのかしら?」とか、揚げ句の果てには「先生は何でもおわかりになるんですね?」って先生なんだからわかるに決まってるでしょ!と言いたくなるような失礼な発言をしたり(-.-;)
不安は的中してしまいました。
でも赤ちゃん達は至って元気だったので今の所問題ないそうです。子宮けい管にも変化はなく今回は一安心しました。
こうしてここにいること4週間が経ちました。
一日中安静を強いられている生活を「退屈でしょ?」とよく言われますが、実際はそんなことより不安の方がはるかに大きくのしかかっているんです。
その不安を同じ境遇の妊婦さんと話すことで勇気づけられたり、前向きになれたりしてそれぞれ日々を乗り越えて行っている気がします。

隣のお部屋は出産を終えたお母さん達と赤ちゃん達のお部屋です。
大きな仕事をやり終えた感のあるホッとしたお母さん達の顔と、元気よく泣く赤ちゃん達の声、面会に来ているご家族の嬉しそうな顔を羨ましく感じるとともに、自分にもいつかそういう日が来るんだ、という希望を抱いて通り過ぎています。そして、こうして一日一日無事に過ごしている事を感謝しなければと思います。

09 12月

貧血(-_-)

私かなりの貧血みたいです。
ヘモグロビンの値が通常11.0以上なければならないところ今現在8.4しかないそうです。今までに経験したことのない数値であることは間違いありません。

妊娠前、よく献血をしていたのでわかるのですが、だいたいいつも11?12ぐらいはあったので明らかに足りないですね。しかも先週の火曜日から毎日鉄剤の点滴をしているのに、うまく吸収できてないんでしょうか?今後は「フェロミア」という鉄剤の飲み薬に変えるそうです。

これがまたやっかいな飲み薬で・・・。
飲むと「吐き気がする、または吐く」「便秘になる」という副作用が。
双子妊婦は貧血が必ず出ると言われていたので、わかってはいましたが、この先も色々と苦難が待ち受けていそうです(;_;)